1:始める前にまず、意気込みをどうぞ。

姜維:ええと、頑張ります。
星彩:………
璃岳:そうですね。
姜維:何か言いません?
星彩:……そうね。
姜維:………

2:それでは、ご順にお名前をお願いします。
姜維:………
璃岳:馬岱です。字は璃岳。従兄殿と呼んで下さい。
星彩:星彩です。
姜維:姜伯約です。
璃岳:(機嫌を損ねたようだな)
3:はじめに名乗った方のことを、あとのお二人はどのような人物だと見ますか?
姜維:………
星彩:………
璃岳:遠慮せずに言って下さい。気にしませんから。
姜維:ええと…
星彩:……言いにくいなら、耳をふさいでもらえばいいと思う。
璃岳:…はい、どうぞ。(耳ふさぎ)
姜維:……馬超殿の従兄弟だということしか…
星彩:同じようなものね。…先ほど初めて字を知った。
姜維:有能な人、ですよね…
星彩:…得体がしれない人。何を考えているのかわからない。
姜維:気づかぬ内にいつの間にか背後に立たれていることもありますし…
星彩:こんな人を近くに置く人の気がしれないと思う。
姜維:……従兄殿嫌いなんですか…?
4:では、二番目に名乗った方のことは?
璃岳:星彩殿は劉禅様の奥方ですね。
姜維:耳をふさいでもらわなくていいのですか?
璃岳:ふさぎたいのならふさいでいただいても構わないのですが。俺は別に聞かれて困るようなことは言う気はありませんよ。
姜維:ええっと…
星彩:…ふさぎます。だけど、その前に一言。いいですか?
璃岳:どうぞ。
星彩:敬語は止めて。気味が悪い。
璃岳:酷い言いようですね。
星彩:敬意を払う気がない人に敬語を使われているのはいい気がしないもの。貴方相手だと余計に怖気が走る。
姜維:そんなことは
璃岳:では、そうさせてもらう。貴方も、敬語は遠慮していただきたい。これで対等だ。
星彩:そうね。(耳ふさぎ)
姜維:(よくわからない内に会話が終わってしまった…)
璃岳:姜維殿は星彩殿をどう思う?
姜維:……無口で無愛想なところもありますけど、凛とした佇まいの、芯の強くて真っ直ぐな方だと思います。
5:三番目の方のことは、どのように思われますか?
璃岳:丞相の後継者と目されている人のようだね。
星彩:朝早くから夜遅くまで働いてるのをよく見る。働き者だと思う。
璃岳:人材不足の蜀において、若く優秀な人材として重宝されているらしい。
星彩:大変だと思うけど、蜀のためにこれからも働いて欲しいと思う。
姜維:(耳をふさぎそびれた)……あの、ちょっといいですか?
星彩:何か?
姜維:今気づいたのですが、従兄殿は客観的なことしか言っていませんけど…質問の趣旨にあってるんですか?
星彩:そうね。
璃岳:……気になる?
姜維:ええ。気になりますね。
璃岳:……困ったな。実は全く何も考えつかないんだ。
姜維:…………
星彩:従兄殿は他人のことを見ていないようね。
姜維:(やはりそうだったんだ…)
6:お三方の関係となれそめを教えてください。
璃岳:なれそめ…何かあったかな…
姜維:それすらも覚えてないんですね。
璃岳:そういう意味で言ったんじゃないよ。
星彩:従兄殿も伯約も成都で会ったはず。
姜維:私は天水で従兄殿を見た覚えがあります。
璃岳:合っているよ。星彩殿も姜維殿も随分目だっていたからよく覚えているよ。
姜維:…本当に覚えているんですか?
璃岳:嘘を言う必要はないからね。星彩殿の豪快な飲みっぷりと姜維殿に対しての諸葛孔明殿の溺愛っぷりは見ていて爽快だったよ。
星彩:…と、いう噂を聞いただけ。
姜維:ですね。
璃岳:(苦笑)
7:一堂に会していただいてはおりますが、皆さんは仲がよろしいのでしょうか?
璃岳:二人は仲がいいが、俺はそうでもないかな。
姜維:何で私達が仲いいと言うのですか?
璃岳:先ほど星彩殿が「伯約」と言っていたからだけど、違ったのかな?
姜維:あれ、そういえばそうですね。聞き流していました。何ででしょう?
星彩:質問の2番、見て。
璃岳:……なるほど。
姜維:何です?
星彩:字しか言ってない。
璃岳:星彩殿もあまり他人に興味のない方のようだね。
姜維:……姜維です。別に字呼びでも構いませんが。
星彩:仲は皆悪くはない。でも特別にいいわけじゃない。そんなところね。
姜維:蜀を守る同志、というところですね。
璃岳:…………
星彩:何か?
璃岳:いえ、別に。
8:対するお二人に関して、御自分とはそれぞれとどのような関係だと思われますか?
姜維:蜀を守る同志です。
星彩:そうね。
璃岳:そういうものかな。
9:御自分以外のお二人は、どのような関係だと思われますか?
璃岳:「蜀を守る同志」らしい。
星彩:「蜀を守る同志」?ね。
姜維:「?」って何ですか?二人だけ通じているものがあるようで少し寂しいですね。実は仲が良いのではないのでしょうか?
星彩:……
璃岳:違うな。……「同属嫌悪」という言葉を知っているかな?
姜維:え。
星彩:一緒にしないで。気持ち悪い。
璃岳:安心してくれて構わないよ。俺も貴方が嫌いだ。
姜維:な、仲悪いみたいですね…
10:周囲の方の客観的な意見では、皆さんの関係はどんなふうに評されていると思いますか?
姜維:どう…なんでしょう…
璃岳:何もないんじゃないか?
姜維:三人いても事務的なことしか話しませんしね…
星彩:…劉禅様に
姜維:え?
星彩:三人揃っているところに「半径3メートル以内に近寄れない」と苦情が来ているそうよ。
姜維:何でですか?
璃岳:異物だね。
星彩:避けられてる。
姜維:私達は危険物か何かですか…?
11:二つの組に分かれて行動しなさいと言われた時、どのように分かれますか?
璃岳:姜維殿は劉禅様の奥方を守り通してください。
姜維:ちょっと何なんですか!
星彩:護衛なんて不要よ。私は一人でも大丈夫。
姜維:いえ、ですから
璃岳:そんなことはおっしゃらずに。劉禅様にむやみに心配をおかけするのはいけないことでしょう。
星彩:口実はいらない。貴方はただ一人になりたいだけ。
璃岳:それは貴方の方だ。俺は立場を考えて事実を言ったのみだ。
姜維:あの…私が一人に……
星彩:黙ってて。
姜維;……はい。
璃岳:そんなことになったら後悔するのは誰だろうね。
姜維:だから、その…すみません…
璃岳:妥協してもらいたい。俺と二人よりは遥かにマシだと思うが?
星彩:……そうね。
姜維:…決まったようですね…
12:一番辛い選択をせざるを得なかったのは、誰でしょうか?
星彩:私。
璃岳:姜維殿だろう。
姜維:…私じゃないですか?
13:辛いあなた、一言どうぞ。
姜維:誰か何とかしてください…
星彩:二人で単独行動しましょう。
14:一番辛いわけではないお二人は、苦境に立たされた方にねぎらいの言葉をどうぞ。
璃岳:俺は俺で勝手にやらせてもらうから、二人も好きにすればいいんじゃないか?
15:その二つの組みのまま生活をしろと言われたら三人の平穏は、何日保ちますか?
星彩:どのくらい我慢する?
姜維:三日くらいですね。
星彩:それくらいね。
16:ちなみに、一番最初に我慢ができなくなるのはどなたでしょうか?
姜維:私ですね。
星彩:私。
姜維:そうですか?
星彩:貴方意外に頑丈だから。
姜維:どういう意味なんですか?
星彩:私は諸葛亮の下で働けるような器量持っていないもの。
17:三人で遭難したとしましょう。リーダーシップは誰がとりますか?
璃岳:姜維殿のお手並み拝見、かな。
星彩:それでいいわ。
姜維:……(無理だと思うんですけど…)
18:今にも落ちそうな吊り橋、渡る順番は?
璃岳:さてどうしたものかと思案に暮れている内に
星彩:私が渡っていそうね。
姜維:それを私が慌てて追いかけて
璃岳:最後に俺がゆっくり渡る(笑)
19:では、いかにも何かが潜んでいそうな細い洞窟に踏み入る順番は?
璃岳:一番手は俺が。
星彩:大丈夫そうなら私が続く。
姜維:しんがりは私ですね。
璃岳:…星彩殿、大丈夫そうじゃなかったら?(にっこり)
星彩:貴方を囮にして逃げる。
璃岳:さすが。
星彩:褒めても何も出ないけど?
姜維:あの、喧嘩は今度にしません?
20:兎が一羽狩れました。食するならば、どう配分しますか?
姜維:みんなでわけましょう!
星彩:……そうね。
璃岳:いいんじゃないかな。(先手必勝。さすが諸葛孔明の後継者(笑))
21:では、果物が一つだけ手に入った時には?
璃岳:譲るよ。
姜維:私も我慢します。
星彩:遠慮なくいただくわ。
22:救援が来ましたが、一人しか連れて帰れません。その後の救援が見込めない場合どうしますか?
星彩:私は残る。劉禅様を、頼みます。
璃岳:俺は従弟君に伝言を頼まれてくれれば残ろう。
姜維:ええと、二人の条件は構わないのですが…
璃岳:何か?
姜維:私が帰るということは二人っきりで残されるということですよね…?
星彩:……
璃岳:劉禅様のことを頼むくらいなら貴方が帰ればいい。
星彩:そうね。貴方に任せるのは不安だもの。私が帰ります。
姜維:そんなに仲悪いんですか…
23:二人が喧嘩をしたとしましょう。ふっかけたのは誰で、のったのは誰ですか?
姜維:さっきから見ていると、ふっかけているのが星彩殿で、のっているのが従兄殿ですね。
星彩:そうみたいね。
璃岳:当たっているね。
姜維:……(実は仲いいんじゃないですか?)
24:原因は一体なんでしょうか?
星彩:気味が悪いから。
璃岳:俺が?何で?
星彩:貴方は嘘ばかりで唯一つのこと以外は目に入っていないから。…違う?
璃岳:……よいご慧眼をお持ちで。
25:激しい交戦は、どのような方法でどれくらいの期間繰り広げられますか?
星彩:態度で。
璃岳:舌鋒で。
星彩:これから一生。
璃岳:その瞬間瞬間に。
姜維:………
26:冷戦期間ってありますか?
璃岳:毎日。
星彩:その時々で。
姜維:……(人選ミスなんじゃ…?)
27:終戦はどのように訪れるのでしょうか?
姜維:終わらない明日へ…
星彩:終わらない…
璃岳:……(そもそも俺には喧嘩しているつもりがありません)
28:最後に、巻き込まれてしまったお方、一言どうぞ。(傍観の方も、是非感想を)
姜維:早く帰りたいです…
29:さて、お三方のこの三角(笑)関係、一体いつまで続くのでしょうか?
璃岳:この瞬間にも
星彩:終われたら嬉しいけれど。
姜維:まだまだだいぶ続きそうです…
30:長々ありがとうございました。これからも健やかに三角形をお保ちください。
姜維:遠慮したいです…
璃岳:ありがとうございました。
星彩:ありがとうございました。
姜維:…………

 

2006/3/22

質問配布元は こちら何かしらしがらみのある三人組に三〇の質問

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